初代紙用産業ミシン（1949年）
東海ミシン製本工業では、様々な製本様式が可能です。その中でも、特殊な製本様式をご紹介いたします。
上製絵本を同一工場内での一貫生産体制が品質管理、短納期への対応を可能にします。最大の特長は、絵本をつくる上で必要な糸綴じミシン機を多様に取り揃えています。
また、中身（本文）が複雑なしかけ絵本などにも対応。
本の表紙を1枚の厚紙だけで作製でき、上製本のような芯材を必要とせず、並製本、上製本とは違った全く新しい製本様式になります。また、従来の上製本に対し強度を確保しながら大幅な軽量化と角を丸くできる為、幼児にとって安全です。
本のセンターを糸縫いしてから本の背中にクロステープを巻きます。昔から伝統的なノートの手法としての定着があり開きやすさと、安全性に高い評価を受けています。クロステープを巻くことで耐久性があります。
中身の本に対して表紙を少し大きくする製本様式で上製本の表紙が柔らかくなったイメージです。一枚紙の四方を折りたたみ表紙の強度を確保します。ミシン製本と同様に希少な製本加工になります。
